Noel's Diary





☆2003年1月11日(土)

ずーっと探していた種ともこさんの『KISS OF LIFE』がネットで見つかったので、
さっそく注文。ようやく手に入れることができました。
きちんと聴くのは数年ぶり。でも、ちっとも古びていませんでした。
やっぱり『TOMOKO DECLARES』は楽しいし、『Naked Woman』は胸にぐっとくるし、
『あしたのあたし』はしんみりしちゃう。
聴いてるうちに当時よく聴いていた曲が脳裏に次々とよみがえってきました。
久々にクレヨン社の『ノラ』も聴きたいなあ・・・。

唐突に話が変わりますが、『パンツァードラグーンオルタ』をクリアしました。
シューティングゲームが苦手なので、できれば前作のようなRPG仕立てにして
ほしかったのですが・・・やたら手ごわいラスボスをやっつけてエンディングテーマ
『ANU ORTA VENIYA』を聴くことができました。
前作のテーマ『Sona mi areru ec sancitu〜其は聖なる御使いなりや〜』ほどの
インパクトはないものの、今回も壮大でなかなかいい感じです。
不思議な言語で歌っているのは伊東恵里さん。ミュージカルで活躍されている方
のようです。
民族音楽っぽい曲調に不思議な言語ってエリ(河合英里さん)の『シャ・リオン』に
通ずるものがありますね。
ストーリーはシューティングゲームだけにあっさり。世界観を存分に活かしてるとは
言えないのが残念です。前作『AZEL』をリメイクしてくれないかなあ・・・。


☆2003年1月22日(水)

クリスマスが終わってしまうと、クリスマスソングを堂々と聴けなくなっちゃうのが
残念。
でも、冬の夜にふと聴きたくなるのはクリスマスソングばかりじゃありません。
今回は私のオススメをいくつか紹介しましょう(^^)

★In From The Cold/モニカ・スターク
「寒いところから入っておいで」と訳せばいいのでしょうか。
モニカ・スタークはスウェーデンの歌手。北欧の寒さは半端じゃないでしょうね。
まあ、この歌でいうところの「寒さ」は冬の寒さじゃないんですけど。
まるで寒風吹きすさぶ屋外をさまようかのように孤独な人生をさすらっている人に
「ドアを開けて入っておいで」と歌っているのです。
ストリングスの音色が心地よいアコースティックサウンドは北欧というより、ちょっと
アメリカのカントリーっぽさを醸し出しています。
マルベリー・レーンあたりがカヴァーするとしっくりくるかも。
北欧といえば、かなり古いけれどもノルウェーのセリアが歌ってた『やさしい光に
つつまれて』も好きでした。こちらはカントリー&ウエスタンって感じですね。

★雪溶けの前に/遊佐未森
名盤『HOPE』の中でも、特にお気に入りの曲のひとつ。
この頃の遊佐さんの歌って何故かひとつひとつ身に覚えがあってコワイくらい。
『雪溶けの前に』→『野の花』の順で聴くと、妙にしんみりしちゃいます。
季節の移ろいもぴったりですが・・・切ないでしょ?

★クリームシチュー/矢野顕子
ものすごく好き。何年か前にシチューのCMでも使われていたのでご存知の方も
多いでしょう。矢野さんの歌って聴いてるとラーメンを食べたくなったりシチュー
を食べたくなったり。なかなかの宣伝上手ですよね(^^)
冬の夜にこの歌を聴きながら家路をたどっていると、自分の家がとっても素敵な
空間だと思えるから不思議。
ついついシチューに心を奪われがちですが、歌詞にもご注目。
「冷たい風の吹く冬はやがて芽吹く花をかくしてる」というフレーズが好きです。


☆2003年1月31日(金)

コクトー・ツインズの素晴らしさを改めて噛みしめている今日この頃。
ベストアルバム『スターズ・アンド・トップソイル』(ベストというか、シングルのカップ
リングを中心に集めた裏ベストとでもいうべきもの)が手元に届いたので、さっそく
聴いています。
円熟期の名作『天国、それともラス・ヴェガス』から聴き始めた私には、初期の曲
はまだこなれていないというか荒削りでちょっと寂しい気がしますが、アルバムに
歌詞を一切掲載せず、声そのものの魅力で勝負し続けたその潔さは評価すべき
でしょう。
エリザベス・フレイザーの浮遊感あふれる歌声を聴いてるうちに上野洋子さんの
『Voices』をふと思い出しました。
コクトー・ツインズの『トレジャー』というアルバムの曲名は、神話に登場する女性
の名前で統一。『Voices』の曲名も女性の名前で統一。これってひょっとしたら、
上野さんなりのオマージュなのかも。妙に印象的な曲『Elizabeth』は、エリザベス
(Elizabeth)に捧げた歌なのかも・・・ってのは深読みし過ぎでしょうか(^^ゞ
コクトー・ツインズといえば、不可解なタイトルも魅力のひとつ。
私がいちばん気に入ってるタイトルは『Iceblink Luck』。
邦題のほうも『ひややかな氷の一瞥』という意味不明ながらも味わい深いタイトル
がつけられています。
歌詞がわからないだけに想像を膨らませるしかありません。
でも、だからこそ、彼らの曲は心に沁みるのかもしれませんね。


☆2003年2月6日(木)

久々に、ホントに久々に遊佐さんの『GRACE』を聴きました。
「そんな曲あったっけ?」という方もいらっしゃることでしょう。
『GRACE』はアルバム未収録の、今となっては幻のシングル。
何となくとらえどころのない曲で、聴いたことがあっても印象には残っていない、と
いう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
調べてみると、あの「ゆさマーク」をあしらった最後のシングル。新しい遊佐さんへ
と脱皮する過渡期の作品ですから、かえって印象に残りにくかったのかも。

幻といえば、『ONE』のC/W『たったひとつの』も幻の存在になってしまいました
ね。いい曲なのに・・・。

たったひとつの想いの為に幾つサヨナラ重ねるのだろう・・・

私はこのシングルがいちばんのお気に入り。
曲はもちろん、遊佐さんの写真もいちばんのデキだと思うんです。
『ONE』は後に『ミモメモ』にもリミックス版が収録されましたが、オリジナルのほう
がピュアで心にすっと入ってくる感じ。
『ONE』も『たったひとつも』も何とも切ない歌なんですけど、悲しいときに無理に
明るい曲を聴いても空々しいだけ。
そんなときには切ない曲に耳を傾けて、よどんだ気持ちをとことん濾過しちゃうの
がいいかも。


☆2003年2月10日(月)

週末は札幌へ食べ歩きに出かけていました。
中華料理を食べたり、素敵な喫茶店でアイリッシュコーヒーを飲んだり、そして、
行きつけのお店でおいしいお酒をいただいたり(^^)
楽しい週末を過ごすことができましたが、札幌からの帰路、夜の山道を走っていて
とんでもないことが。
崖っぷちのゆるやかなカーブで、なんと車が突然スピン!
ブラックアイスバーンがタイヤの自由を奪ったのでしょう。
薄っぺらなガードレールの向こうは、漆黒の闇。一歩間違えれば、今頃私は奈落
の底で凍死していたかも。
とはいうものの、車が一回転しながら意外と平然としていた私。
後続の車はさぞかし驚いたことでしょう。サーチライトがぐるんと回転するなんて、
なかなかお目にかかれないでしょうし。
後でジムニーくんをチェックしたら、全くの無傷。
転落事故を避けてくれたことに感激して、涙が出そうになりました。
ありがとう、ジムニーくん。これからもよろしくです。


☆2003年2月15日(土)

阿部寛さんが巨大な雪玉にぶつかって一緒に転がってくビールのCM、ご覧に
なったことはありますか?
ここ富良野、と阿部寛さんは言ってるけれど、富良野で撮影したのなら、雪玉が
転がっていく先には富良野の街並が見えるはず。
おかしいなあ、ホントに富良野で撮影したかな・・・と思っていたところ、どうやら
上富良野で撮影したらしい、という情報が。
本州の人にとっては上富良野も美瑛も富良野の一部みたいなものでしょうし、
北海道でもそう勘違いしてる人が少なくないようですから仕方がありません。
今日はCMのあの斜面を探しに出かけたのですが、結局見つからずじまい。
ひょっとしたらあの風景は合成なのかも。そもそも、転がる雪玉もCGなんだし。
今日はあいにくの曇天でしたが、上富良野の高台から富良野へと目を向けると、
山の斜面にだけ雲間から光が射していてそれはもう感動的な光景でした(^^)

そのあと、美瑛のゴーシュへ。
おいしいコーヒーとこってりしたチョコケーキのために富良野から片道30km。
でも、それだけの価値はあると思います。
美瑛めざして深山峠を越えていく途中、交通事故の現場を目撃。
警察官が赤く染まった雪を後始末しているのを見て、切なくなりました。
転がるのは阿部寛さんだけで充分。車は転がっちゃダメですよね。
しかも、帰り道に同じ深山峠でまたしても事故現場を目撃。
安全運転しなくちゃ、と改めて思いました。


☆2003年2月17日(月)

行きつけの喫茶店でひょんなことから宮澤賢治の話題になり、それがきっかけで
『注文の多い料理店』を読み返してる私。
吉良さんが手がけた『賢治の幻燈』も久々に聴きました。
遊佐さんの『オツベルと象』もいいけれど、『注文の多い料理店』の序文を原マスミ
さんが朗読する『Prologue』もお気に入り。
ザバダックの初期の楽曲『チグリスとユーフラテスの岸辺』のメロディをBGMに、
キャラ・ジョーンズの美しいコーラスと、原マスミさんの味わい深い朗読・・・これだけ
でもツボに入りまくりなんですけど、
宮澤賢治が紡ぐ言葉の暖かさといったらもう(>_<)
素朴ながらも、私の心を強く揺さぶる、いとおしい言葉。
富良野に住んでいると、彼の言葉がより鮮烈に響いてくるような気がします。


☆2003年2月19日(水)

 わたしたちは、氷砂糖をほしいくらゐもたないでも、きれいにすきとほつた風をたべ、
 桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
 またわたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしい
 びろうどや羅紗や、宝石いりのきものに、かはつてゐるのをたびたび見ました。
 (宮澤賢治『注文の多い料理店』序より抜粋)


・・・ここ数日、寒い日が続いています。
昨日は−26℃くらいまで冷え込んで、降る雪もきらきら光るふわふわの雪。
今日はよいお天気で、芦別岳が青空を背にしてその白い威容を誇っていました。
こんな日には、もう見慣れたはずの雪原へ出かけたくなってしまいます。
冒頭の宮澤賢治の言葉は、富良野や美瑛の風景にぴったり。

 風のなかにふるへながら立つたりしますと、もうどうしてもこんな気がしてしかたが
 ないのです。ほんたうにもう、どうしてもこんなことがあるやうでしかたないといふ
 ことを、わたくしはそのとほりに書いたまでです。


富良野や美瑛の景色を撮った私のつたない写真から、こんなふうに目に映るもの
以外の何を感じ取っていただければ、冥利に尽きるというもの。

 おしまひ、あなたのすきとほつたほんたうのたべものになることを、どんなにねがふ
 かわかりません。



☆2003年2月23日(日)

この週末は札幌へ里帰りしていました。
目的は『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』。
久々にスゴイ戦争映画を観たような気がします。
第一部はいかにもRPGの元祖らしいファンタジー大作でしたが、今回は架空歴史
絵巻といった趣き。合戦のシーンが壮絶で、特に最後の突進のシーンには思わず
涙がこぼれちゃいました(涙腺がますます弱くなってるような・・・)。
子供の頃に原作を読んだときはフロドとサム、そしてゴラム(原作ではゴクリ)一行
の旅しか印象に残っていなかったので、アラゴルンたちの活躍はとっても新鮮。
実は第三部『王の帰還』のあらすじもほとんど覚えてないので、次回作がとっても
楽しみです。

さて、金曜の晩に札幌へ向かう道すがら、またしてもアクシデントが。
国道が2車線から1車線にすぼまるところで、いつまでもウィンカーを上げずに路肩
を走ってる車がいたので、道を譲ってくれるんだと解釈して前へ出ようとしたところ、
その車も突然スピードを上げて並走。
かろうじてジムニーくんが前へ出たものの、後ろの車の運転手は車線変更のサイン
など出さなくても当然のように割り込めると信じていたのか、道を譲らないジムニー
にカチンときたのがありありとわかる行動をとり始めました。
まずは強引に追い越して、とりあえず急ブレーキ。そのあとはのろのろと蛇行運転を
続け、挙句の果てには窓から空き缶を投げつける始末。運転しているのはどうやら
おじさんらしく、ドアを開けてこちらへ何か叫んでいるのですが、走るコンポのような
ジムニーくんに乗っている私には聞こえるわけがありません。
酔っていたのか、怒りにわれを忘れていたのか、車にはナンバープレートなるもの
がついてることをすっかり失念していたのでしょう。
こちらが挑発に乗らないことにますます腹を立てたらしく、おじさんはドアを開けて身
を乗り出したまま運転していましたが、いつまでも相手にはしていられません。
おじさんの車が交差点を過ぎたところでジムニーくんは急に右折。
あっけにとられた表情をドアの隙間から覗かせたまま、おじさんの車は急にスピード
を上げて去っていきました。
釈然としないままアクセルを踏み込んだおじさんの姿が目に浮かぶようです。
まあ、おじさんが事故を起こさなくて何よりでした。
もし空き缶が命中していたら、今頃ナンバープレートの存在意義が際立つことなって
いたでしょうけど。


☆2003年2月26日(水)

アセレヘ ハ デヘ デヘベトゥベ ヘベレ セビウノウバ
マハビアンデ ブギアンデ ブイディディピ♪

旬の時期はとっくに過ぎたものの、最近妙に頭にこびりついて離れないのがスペイン
の3姉妹ラス・ケチャップの『アセレヘ〜魔法のケチャップソング〜』と、中学生2人組
のHALCALI(ハルカとユカリでハルカリ)の『タンデム』。
『タンデム』も語呂合わせだけの意味ナッシングな歌ですけど、『アセレヘ』のサビに
いたっては、スペイン人でさえ全くもって理解不能。
でも実は、こんな歌詞が隠されていました。

I said a hip hop the hippie the hippie to the hip hip hop...

英語でカッコつけて歌ってるつもりでも、きちんと発音できてないじゃん、と皮肉って
いるワケです。
私ってば、こういう意味がありそうでなさそうなコトバが大好き。
モダンチョキチョキズの『ボンゲンガンバンガラビンゲンの伝説』とか、さねよしさんの
『ペクレナトルホポワ』とか・・・。
遊佐さんのバックコーラスも、結構意味不明ですよね。
縄文語の歌詞が妙に耳に残る姫神の『神々の詩』も大好き。
いちおう意味はあるんですけど。
アーバナァガマーポー♪


☆2003年3月19日(水)

今夜はとぼとぼと夜道を散歩してみました。
風もなくそれほど寒くもなく、散歩するにはうってつけ。
夜空を見上げると、オリオン座がきれいに輝いていました。
山々の白い稜線がくっきり見えるほど空が明るくて、何とも不思議な光景。
オリオンや山の稜線に見とれていたのでしばらく気づかなかったのですが、今宵は
満月の夜だったのですね。
まあるいお月さまが銭湯の煙突にはまったまま出られないってこともなく、ぷかりと
天空に浮かんで輝いていました。
ときにはこんなふうに、夜空を見上げながらの散歩もいいものです。
歩きながら、北海道に住んでいてよかったなあ、としみじみ思いました。
みなさまの街では、オリオンは輝いていますか?


☆2003年3月30日(日)

ぼんやりとテレビを観ていたら、某番組で大物の某女優さんが「しなびたところへ
行くのが好き」とコメントしていましたが・・・それって、「ひなびたところ」の間違い
では?
しなびたところへ行ったら、気持ちまでしなびてしまいそうですし(^^;

日本語って難しいですよね。
言葉の間違いを指摘したら、「いやあ、うる覚えなので」と言い訳した人がいました
が、それをいうなら「うろ覚え」。ていうか、「うる覚え」の「うる」って何でしょう?
木の「うろ」のようにうつろな記憶なので「うろ覚え」というのではないでしょうか。

かくいう私だって間違えることは少なくありません。
誤字脱字には気を使ってるつもりですが、勘違いは誰かに教えていただかなくちゃ。
「ほうぼうに筆のあやまり」なんてことにならないよう、誤字脱字には気を遣ってる
つもりですが、お気づきの点がありましたら遠慮なくどうぞ(^^)
・・・「弘法も筆のあやまり」だってば、というツッコミは不要です(^^ゞ


☆2003年4月30日(水)

やってきました黄金週間。
海外は何かと物騒なので、今年は国内、しかも近場で我慢・・・という方も少なくない
でしょう。愛車を駆って山へ海へとお出かけされる方も多いはず。
年中ドライブに出かけてばかりいる私も、花がいっせいに咲きこぼれるこれからの
季節はいつにも増して気持ちが弾んじゃう・・・白樺の花粉さえなければ(^^;
さて、ドライブのおともにCDやMD、カセットを持っていく方も少なくないはず。
やっぱり音楽は欠かせませんよね(^^)
というわけで、私のオススメのCDを紹介しましょう。
今回は自然の真っ只中へと出かける際にしっくりきそうなものを集めてみました。

○essence of Deep Forest/Deep Forest
ハウスに民族音楽のサンプリングを織り交ぜたディープ・フォレストは、ピグミーの
歌声に衝撃を受けたフランスの作曲家2人が結成したユニット。
私のお気に入りはその名もズバリ『Deep Forest』。
出発点となったこの曲には、ピグミーの少女の歌声がうまく練り込まれています。
ピーター・ガブリエルが参加した『WhileThe Earth Sleeps』も大好き。
結構キャッチーな曲が多いので、民族音楽は気になるけどちょっと・・・という方も
ぜひお試しくださいな。元はじめが参加した曲も収録されていますよ。
・・・と、こうして言葉巧みに(?)深い森の奥へと誘ってくわけです(^^;
でも実際、木々に囲まれた一本道を走るならうってつけの1枚だと思います。

○The Wide World Over/The Chieftains
40年ものキャリアを誇る、アイルランド音楽界の重鎮・チーフタンズ。
オススメするのは彼らのベスト・アルバム。
美瑛の起伏に富んだ丘を走り回るなら、これに勝るアイテムはなかなかありません。
さまざまなアーティストと共演しているのも聴きどころのひとつ。
コアーズを始めとして、スティング、矢野顕子さん、ローリング・ストーンズなどなど・・・
枚挙にいとまがありません(ていうか、書くのが面倒)。
音楽も単なるアイリッシュ音楽だと思ったら大間違い。中華風あり、メキシコ風ありの
大盤振る舞いです(^^)

○神々の詩/姫神
縄文語の歌が強いインパクトを与える『神々の詩』が素晴らしいのは言わずもがな
ですが、私がオススメしたいのはこのマキシシングルに収録されている『風の彼方』
という曲。
くねくねと曲がりながら摩周湖へと続く山道を登り、うっすらと霧に包まれた下界に
広がる硫黄山や屈斜路湖を眺めながらこの曲を聴いて、すっかりお気に入りに。
こういうシチュエーションはなかなか味わえないかもしれませんけど・・・。

○image/V.A.
○feel/V.A.
「エモーショナル&リラクシング」を合言葉に国内外の「癒し」系の曲を集めたご存知
コンピレーションアルバムの傑作『image』。
現在第3作まで発売されていますが、葉加瀬太郎の『エトピリカ』など名曲ぞろいの
1作目が特にオススメです。『世界遺産』のテーマ曲『ソング・オブ・ライフ』が収録
されているのもポイント高し。「聴いたことある!」という曲が満載です(^^)
ニュースステーションのかつてのテーマ『NS2000』やウエスの『ケカナ』、ディープ・
フォレストの曲などを詰め込んだ2作目もいいんですけど・・・。

もうひとつの『feel』は『image』の派手な展開に押され気味の感がありますが、この
手のアルバムの先駆者として評価すべきでしょう。
初めてこのアルバムを手にしたとき、お気に入りのアーティスト満載でびっくり。
誰かが私のために選曲したのかと錯覚しちゃいそうになるほど(ありえないってば)。
姫神の『神々の詩』、エニグマの『リターン・トゥ・イノセンス』、アディエマスにオリガ、
サラ・ブライトマン・・・個人的には何とも贅沢なラインナップ。
2作目以降はスケールダウンという感じがしてあまり好きになれませんでしたが、
最初のインパクトは絶大でした。

羅臼岳の威容を見上げながら知床の道で聴いた『ソング・オブ・ライフ』や、その
帰り道、夕陽に照らされてオレンジ色に染まったオホーツクの海岸線を走りながら
聴いたサラ・ブライトマンの『タイム・セイ・グッバイ』は、鳥肌モノでした(^^)


☆2003年6月8日(日)

この週末は土・日ともにとってもいいお天気。
こんなまたとないチャンスに、運よく富良野観光へ訪れた方が。
私も便乗(?)して、この2日間朝から晩までひたすら観光に明け暮れておりました。
とりあえず訪ねた場所を箇条書きにしておきたいと思います。

6月7日(土)
○旭川空港

○パッチワークの路(美瑛)・・・ケンとメリーの木、セブンスターの木、親子の木、
                   夕陽の木、マイルドセブンの丘

○パノラマロード(美瑛)・・・拓真館、哲学の木

○カフェレストランバーチ(美瑛)・・・オムライス、ガトーショコラ

○望岳台

○吹上温泉保養センター白銀荘(上富良野)

○千望峠(上富良野)

○ジェットコースターの路(上富良野)

ゴーシュ(美瑛・美馬牛)・・・カルモシモサカ、オープンサンド、ガトーショコラ

唯我独尊(富良野)・・・ソーセージカレー

北時計(富良野)

○ニングルテラス(富良野)

6月8日(日)
○麓郷(富良野)・・・拾ってきた家、麓郷の森、五郎の石の家、ふらのジャム園、
             アンパンマンショップ

○ハートヒル展望台(富良野)

○三日月食堂(富良野)・・・しょうゆラーメン

○とんぼ玉制作工房sora(中富良野)

○旭岳・・・雪がまだ積もっている姿見の池周辺まで登山

○パノラマロード(美瑛)・・・新栄の丘展望公園、かぜまち珈房、美馬牛小学校

○パッチワークの路(美瑛)・・・日没と『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』

○山頭火(美瑛)・・・とろ肉ぶつ切りラーメン(みそ)

○旭川空港

ジムニーくんの2日間の総走行距離は485kmでした(^^)


☆2003年6月15日(日)

今日は絶好のドライブ日和。
実家から両親がやってきたので、ガイドを兼ねて朝っぱらから写真を撮りに出かけました。
今回のコースは下記のとおり。

○富良野風景画館(中富良野)

○千望峠(上富良野)

○四季彩の丘(美瑛・パノラマロード)

ゴーシュ(美瑛・美馬牛)・・・テラスで昼食

○白金インフォメーションセンター(美瑛)

○望岳台(十勝岳の中腹 標高約950m)・・・雪の上でカキコ

○凌雲閣(十勝岳温泉 標高1280m)

○パノラマロード(上富良野)・・・ひたすら続く一本道

○富良野地麦酒館(富良野)

北時計(富良野)

疲れちゃったので、詳細は別の機会に書きたいと思います。
今夜は早め寝ようかな。


☆2003年6月26日(木)

富良野は昨日から唐突に涼しくなりました。
連日30℃近い気温だったのに、涼やかな風が吹いて油断してると風邪をひいてしまいそう。
桜の季節の「花冷え」や北海道ならではの「リラ冷え」(ライラックが咲く頃の冷え込み)って
のは聞いたことがあるけれど、ラベンダー冷えなんて聞いたことないなあ・・・。
そう、いよいよラベンダーが咲き始めました。
ラベンダーが咲くと、その香りに誘われて道内はもちろんのこと本州や海外からもわらわら
と観光客のみなさまが。
人気スポットへ行くと、いろんな言語が飛び交って大賑わい。
また今年の夏も、景色を撮ってるんだか人を撮ってるんだかわからない状況になっちゃう
のかなあ・・・。

☆2003年6月28日(土)

朝、空を見上げたら青い空に浮かぶ雲がとってもいい感じだったので、午後からまた美瑛
へ写真を撮りに出かけました。
残念ながら十勝岳は雲をまとって徐々に身を隠そうとしていましたが、山がなくたってキレイ
な景色には事欠かないのが富良野・美瑛。
それに、夏の空に浮かぶ雲って、いくら観ていても飽きません。
空を見上げていてふと、さねよしいさ子の『風や空のことばかり』を思い出していました。
・・・これって、とっても悲しい歌なんですけどね。
風や空のことばかり考えて過ごせたらどんなに楽でしょう。
でも、それだけじゃ寂しいし、そもそも私にとっては夢のまた夢。
夢だけは大きくて、でも何もできずにいる私。
ある喫茶店で、たった1人で畑を耕している女の子の話を聞いて衝撃を受けました。
世の中にはすごい人がいるものですね。


☆2003年7月6日(日)

昨日も今日も、美瑛の丘を走り回っていました。
最近、富良野や美瑛の景色がいとおしくて仕方がないんです。
これで5週間連続。毎週同じ場所を見ていてもちっとも飽きません。
農作物の育つさまがよくわかるので、いつ写真を撮ればいいのか、何となくわかるように
なりました。
ラベンダーが咲き誇り、小麦が黄金色に色づく季節だけに、観光客の数も日ごとに増え、
写真を撮るのもひと苦労。
無断で畑に侵入した上、遠くからカメラを構えている方々の迷惑も顧みず、ダラダラしてる
人もちらほら。せっかくの撮影ポイントも台無しです。
木の下で記念撮影したってどんな木かわからないのに・・・。
まあ、写真家にとっては他の写真家が迷惑で仕方がないもの。
キレイな景色の前でお互いにイライラしてるなんて、何だかバカバカしいですよねえ・・・。
いずれ富良野・美瑛の観光ガイドのページを作る予定ですけど、とっておきのポイントを
教えるのはどうかなあ・・・とちょっと消極的になっちゃいました。
まあ、私のサイトにそれほど影響力があるとは思えませんけど(^^;


☆2003年7月17日(木)

何かと忙しい今日この頃。
お客さまが相次いで毎日のように美瑛や十勝岳へとドライブに出かけて、おまけに札幌へ
行ったり来たり。
連日あいにくの曇天でときおり雨が降っていましたが、霧雨の丘にもえもいわれぬ風情が
あって、なかなかいいものだなあと思いました。
先月の暑さがウソのように肌寒い日が続き、朝晩はストーブが恋しいくらいですが(^^;

今朝は久々に『初恋のきた道』を観ています。
ストーリーはすこぶる単純ながら、きめ細かい描写の数々は素晴らしいのひとこと。
秋から冬へと移ろいゆく三合屯の美しい自然に、ツィイーさんの可憐な美しさ。
フィルムのどこを切り取ってもまるで一幅の画のようで、ぼんやりと眺めているだけでも、
心が洗われる気がします。
久々にこの映画を観たいと思ったのは、白樺がアクセントになっている三合屯の紅葉や
雪景色が、北海道の見慣れた景色を連想させるから。
見慣れた景色なのに、できることならずっと眺めていたいのです。
ともあれ、『初恋のきた道』は傑作です。
よく見ると結構おかしい「ツィイー走り」も堪能できますし(^^)


☆2003年7月25日(金)

帯広へやってきて1週間。
ようやくお日さまが顔を出してくれました。
1週間空に居座り続けた暗雲の残滓(なごり雲、とでもいうべきでしょうか?)が街をぐるりと
囲むように遠くに浮かんでいますが、夕焼けでほんのりと染まって、昨日まで忌々しく感じて
いたのに急に好ましい存在に変わっていました。
まだ家の中はきちんと片づいていませんが、徐々に「日常生活」を取り戻しつつあります。
平凡な日常も空に浮かぶ雲のように、そのときどきで印象が変わるもの。
「あきないたいくつ」ってのが理想なんですけどねえ・・・(^^)


☆2003年7月30日(水)

チャン・イーモウ監督の『英雄』が待ち遠しい今日この頃。
『マトリックス』のスタッフも参加した超大作だけに、監督の持ち味がきちんとにじみ出ている
のかどうかちょっぴり不安。

『あの子を探して』『初恋のきた道』に続く『至福のとき』をようやっと観ることができました。
盲目の少女と、ひょんなことから彼女をマッサージ師として雇わざるをえなくなった失業者の
交流を描いた心温まるお話。
ユーモアとペーソス・・・ありふれた言葉の組み合わせですが、この2つを併記することが、
こんなにふさわしい映画も珍しいでしょう。
観終わったあと、涙は出ませんでしたがじんわりと余韻の残る作品でした。
あの女の子、幸せになってほしいなあ・・・。

そういえば、かねてから探していた『初恋のきた道』の着メロをようやく発見。
でも、あまりに甲高くて使えそうにありません(^^;


☆2003年8月21日(木)

今日、あずきが天に召されました。
嘆き悲しむ母から電話を受けたときはあまりに唐突で実感がありませんでしたが、電話を
切ったあと急に涙があふれてきました。
つい先日まで、元気な姿を見せてくれていたのに・・・。
あずきには腫瘍があり、それを取り除く手術を受けたのです。
思いのほか病状が悪く、手術を受けたあと歩き回っていたのに急に倒れたとか。
気位が高く決して弱みを見せないネコでしたが、最後まで気高くあろうとしていたのでしょう。
彼女の最期を看取ることができなかったのが残念でなりません。
あずきちゃん、天国で幸せに暮らしてね。


☆2003年8月30日(土)

日本は世界一温泉が多い国であり、北海道は日本一多い島である・・・ゆえに北海道は
世界一の温泉地である・・・という文章を某所で目にしましたが、量はともかく質の点では、
納得できない方も少なくないのではないでしょうか。
でも探せばちゃんとあるんです・・・いい温泉が。
旅行会社とつるんで、団体客相手にいい加減なサービスを提供している大手チェーンに
泊まってるだけじゃ、北海道の温泉の本当の魅力に気づかないかも。

今日はとてもいいお天気だったので、然別湖、糠平湖へとドライブに出かけました。
大雪山系に抱かれたこのへんには、温泉がいっぱい。
私が訪ねた山湖荘は糠平湖畔のちょっとした温泉街にあり、失礼ながら外観はただ古い
だけで風情も何もあったものではありませんが、勇気を出して玄関を開けると、そこには
居心地のよさそうな空間が。
ここの自慢は洞窟風呂。地下にしつらえた洞窟風の小さな浴場で、外の景色が見えない
のは残念ですけど、そのぶん温泉そのものを心置きなく楽しむことができます。
清潔だし、気取りのない宿の雰囲気もいい感じ。温泉から出たあと、のぼせて休憩所で
ぼーっとしてるうちに、そのまま宿に泊まりたくなっちゃいました(^^)

今夜はテレビで『ターザン』を観てました。
映画館へ足を運び、ビデオも持ってるんですけど、ついつい観ちゃうんですよねえ(^^;
吹き替え版の歌には抵抗がありますけど。やっぱりフィル・コリンズでなくちゃ。
『ターザン』は最後のディズニーらしいディズニー映画って感じ。
『美女と野獣』『アラジン』は何度観ても面白いし、『ムーラン』も好き。
特にムーランが髪を切り父に代わって旅立つシーンは鳥肌モノでした(どうして、って
訊かれてもうまく答えられないんだけど)。


☆2003年8月31日(日)

今日はまたまた大好きなオンネトーめざしてドライブに出かけました。
片道約120kmの道程も、青い湖水を拝むためなら苦になりません。
苦にはなりませんが、オンネトーを擁する足寄(あしょろ)町の広さにはびっくり。
全国でいちばん広い面積を持つ市町村だけに、走っても走っても足寄町。
北端に位置するオンネトーにたどり着くまで、足寄町に入ってからさらに70kmばかり
走らなきゃいけません。
到着した頃にはもう日が傾いていたので、湖水の色は残念ながら青黒く、思いどおりの
写真を撮ることはできませんでしたが、オンネトー茶屋で雌阿寒そばを食べて、そのあと
オンネトーの近くにある野中温泉別館の露天風呂で汗を流しました。
シャワーばかりか洗い場すらないシンプルな温泉で、硫黄をたっぷり含んだお湯はずっと
浸かってると肌が黄色くなっちゃいそう(・・・んなわけないってば)。
これぞまさしく温泉って感じで、結構気に入っちゃいました(^^)


☆2003年9月4日(木)

あいもかわらずディープ・フォレストの曲を聴きまくってる私。
いちばん好きなのは『Sweet Lullaby』。
この曲で効果的に使われているピグミーの少女の歌は、うちの親曰く「アイヌのユーカラ
みたい」。
野幌森林公園にある開拓記念館では、テープでアイヌの老婆が歌う神謡がえんえんと
流されていて、ピグミーの少女の声と確かによく似てるんです。
ディープ・フォレストがピグミーの歌声を聴く前にアイヌの歌声を耳にしていたら・・・今頃
どんな曲になっていたでしょうか(^^)

 ※ 『Sweet Lullaby』で使われた歌はユネスコで保存されているものではあるけれど、
   その後、ソロモン諸島で伝えられていたものだということが判明しました。
   ピグミーの少女の歌声が聴けるのは『Deep Forest』だけなのかも。


☆2003年9月7日(日)

帯広といえば、北見と年間の日照時間の長さ(つまり晴れの日の多さ)日本一を競い合う
ほど好天に恵まれる土地なのに、今年はどうもイマイチ。
道内の他の地域は晴れてるのに、帯広はどんよりと曇り空。
でも、両親がマシュウを連れて遊びに来たので、またしてもオンネトーめざしてドライブに
出かけました。
北上して足寄町に入ると、空は青々と冴え渡り、白い雲が眩しく見えるほど。
滅多にない絶好のお天気で、オンネトーの波打つ湖水は空に負けじとばかりに青く輝いて
いました(^^)
今日は時間に余裕があったので、さらに北上して摩周湖、そして屈斜路湖へ。
走行距離は440km。
摩周湖でもこの上ない晴天に恵まれ、屈斜路湖に突き出した和琴半島では、三香温泉の
露天風呂に大感激。
「くりーむ童話」でスペシャル(ジェラート5種類をトッピングしたもの)をいただきましたし、
本当に素晴らしい1日でした(^^)
今回撮った写真は後日フォトアルバムとして発表しますのでどうぞお楽しみに♪
参考までに、全行程はこんな感じ。

○ミルクロード(道道468号線)・・・牧草地の間を抜ける道。結構穴場かも。

○オンネトー・・・キレイでしたが、心ない観光客の多さにはうんざり(>_<)

○オンネトー茶屋・・・いつもどおり、ここで腹ごしらえ(^^)

○オンネトー湯の滝・・・お湯が湧き出る滝。源泉は天然記念物。

○双湖台・・・ペンケトーとパンケトーという2つの湖を見下ろす展望台。

○摩周湖・・・摩周湖とマシュウ、という冗談のような写真を撮りました(^^;

くりーむ童話・・・弟子屈町にあるジェラートのお店。超オススメ!

○屈斜路湖・砂湯・・・ここの砂浜はちょっと掘ると温泉が沸くんです(^^)

○屈斜路湖・和琴半島・三香温泉・・・感動しました。いつか泊まりたい!


☆2003年9月16日(火)

昨日はあまりにもいいお天気だったので、札幌から戻る途中、富良野・美瑛へ寄り道して
きました。
観光シーズンも一段落。気兼ねなく写真を撮ることができますが、畑も一段落して、土が
剥き出しになってる場所も少なくありませんでした。
滞在時間はほんのわずかでしたが、写真を撮る時間よりも、行きつけのお店をハシゴして
コーヒーをいただいてる時間のほうが長かったような気がします。
懐かしい景色とオーナーさんや常連の方々の暖かさに涙が出そうになっちゃいました(^^;


☆2003年9月26日(金)

今朝4時50分頃、釧路沖で地震がありました。
帯広でも震度5強〜6弱。
寝てる間に揺れてもちっとも気づかない私ですが、ちょうど目が覚めて、時計をぼんやりと
眺めていたところだったので、ものすごい揺れに思わず飛び起きてしまいました。
さいわいたいした被害はありませんでしたが、1時間ほど停電。
電気が使えないと、なんと心細いものでしょう。いかに日頃電気に依存しているかを痛感
させられました。
停電でデジタル機器の設定をやり直した他は、棚の上のシャンプーが1本倒れただけ。
私は運がよかったのでしょう。
地震は北海道の各地に爪痕を残していきました。
列車が脱線したり、船が岸に打ち上げられたり、原油タンクが炎上したり。
未だに停電や断水に悩まされている場所もあるそうです。
驚いたのが、GPS(衛星利用測位システム)の基準点が数十cmも移動したこと。例えば、
帯広の基準点は南東へ約50cmずれちゃったんだとか。
「山が動く」という言葉がありますが、山どころか、北海道が動いちゃったんです。
大自然のパワーってスゴイ!
まだまだ震度6の余震が起きる可能性があるそうなので、油断はできません。
実際、日中に何度か余震がありました。
でも揺れるのは地震のせいだけではないんですよねえ・・・。
今日はものすごく具合が悪くて、日がな一日ふらふらしてたんです(^^;
昨晩は3時間しか寝ていないので、今夜はたっぷり寝なくちゃ。
どうか、地震はもう起きませんように。


☆2003年10月4日(土)

帯広から糠平湖を通り過ぎて約80km。
大雪の山々に囲まれた幌加温泉の鹿の谷(かのや)へ行ってきました。
硫黄泉、カルシウム泉、鉄鉱泉、ナトリウム泉の4種類の温泉(源泉100%)が楽しめて、
露天風呂からの眺めも最高。
紅葉に囲まれた野趣あふれる露天風呂に感動しました。
さすがにカメラはありませんでしたが、ロッカーなどあるわけもない野趣あふれる温泉では
万一の場合に備えてお風呂場にまで貴重品を持ち込んでる私。
D505iで紅葉に囲まれた露天風呂の写真を撮りました・・・すっぽんぽんで(^^;
とってもいい温泉なんですけど、混浴なのが難点。
脱衣所以外は一緒なので、女性は要注意です。
私は誰もいなくなるのを見計らって、何度も露天風呂を独り占めしちゃいました(^^)




こんなふうに最近温泉めぐりに熱中している私ですが、困ったことがひとつ。
私ってば、温泉に熱中するあまり、お風呂から上がったあと熱が出ちゃうんです。
お風呂上りに寒空の下で写真撮ってたせいかもしれませんけど。
・・・うえーん、頭が痛いよう(>_<)

紅葉ってやっぱりキレイですよね。
紅葉といえばやっぱり深紅のモミジを連想しちゃいますけど、個性豊かな共演者も忘れちゃ
いけません。オレンジ色、赤茶色に黄色、そしてヴァリエーション豊かな緑・・・。
雨上がりの天に向かって伸びる虹や、大雪の山々の向こうに沈みゆく夕陽もキレイ。
北海道に住んでいてホントによかったなあ、と改めて思いました(^^)


☆2003年10月5日(日)

今日はオンネトーと摩周湖を撮りに出かけました。
好天に恵まれたおかげでどちらもとってもキレイでしたが、オンネトー付近は紅葉目当てで
訪れた観光客でごった返していて、狭い車道には車がびっしり。
まさか山の中で渋滞に巻き込まれるとは思いませんでした(^^;
車道の反対側からカメラを向けると、紅葉の木陰に車が見え隠れして興ざめ。
混雑ぶりには辟易しましたが、木々の間を歩いてるうちに気分が晴れて、結局2時間くらい
オンネトーのほとりをウロウロ。
紅葉の出来映えはイマイチでしたが、雌阿寒岳や阿寒富士はうっすらと初雪を被り、秋が
終わりを迎えつつあることを告げていました。
いっぺん真冬のオンネトーも撮ってみたいなあ。
冬は道路が閉鎖されるので、実際には近づくことすらできませんけど。
屈斜路湖に突き出した和琴半島にある三香温泉まで、寄り道しながら往復約420km。
日帰りながら、思いがけず長旅になっちゃいました(^^;

それにしても、先日買ったデジタル一眼レフはスゴイ!
今まで使っていたデジカメは、500万画素クラス。対するEOS Kiss Digitalは630万画素
ですが、画像の美しさは100万の違いどころじゃありません。
でも、いくら性能がよくても私の技術はまだまだ未熟。うまく使いこなせるように、キレイな
景色をもっともっと撮らなくちゃ(^^)