桜月(サクラムーン) (札幌市中央区南6条西26丁目2−12)
TEL 011−562−0017
営業時間 11:00〜23:00(土曜日〜24:00)
定休日 不定水曜

桜や白樺がうっそうと茂る敷地に佇む白い洋館。環状通沿いの角地にありながら、木々に
囲まれているため、気をつけて探さないと見つからないほど。それでも人気店なので、狭い
駐車スペースにはいつも車がぎっしり。
1階にはカウンター席、2階には和室がある他、暖かい日にはテラスで食事やティータイム
を楽しむことができます。外観は洋館なのに和洋折衷のバランスが絶妙で、しかも何故か
天井からイスがぶらさがっていたりして、内装を見ているだけでも楽しめます。聞けばこの
建物は昭和初期に建てられたものだとか。建築マニア(?)にはたまらないはずです(^^)
各種パスタのセットがオススメですが、じっくり丁寧に作っているらしく、テーブルに上がる
まで時間がかかるのが難点といえば難点。でも、たまにはのんびりとスローフードを楽しむ
心の余裕も必要ですね。もちろん、喫茶店として利用するのもよいでしょう。




プー横丁 (札幌市東区北23条東22丁目)
TEL 011−785−1538
営業時間 11:00〜22:00
定休日 不定

いかにも私好みの、石造りのタマネギ倉庫を改装したレストラン。
店内にぽつんとバス停が立ってたり、古い軽トラックが本棚(?)になってたり、メニュー
が古い絵本を利用したものだったりと、遊び心がいっぱい。誰でもリラックスできそうな
雰囲気ながら全体的にはなかなかおしゃれなので好感が持てます。
お値段も手頃でボリュームもありますし、もちろん味もたいしたもの。
定番メニューもいろいろありますが、アツアツの雑炊がなかなかい感じ。
「森の恵みのパフェ」なんてのもありますよ(^^)


のや (札幌市中央区北2条東11丁目)
TEL 011−210−5105
営業時間 11:00〜22:00
定休日 不定

苗穂駅の近くにあるプー横丁の姉妹店。目立たない場所にひっそりと建っているのに、
なかなか人気のお店で、お昼に行ったら満員でした。
こちらも古い倉庫や家屋を改装していて、和洋折衷のチグハグな感じが妙な面白さを
醸し出しています。なんと、お店のオーナーは大家さんから建物を借りるために10年も
交渉していたんだとか!
メニューはいろいろありますが、特に印象的だったのはレモンロックという飲み物。
その名のとおり、100%のレモンジュースに丸い氷が入ってるだけなんですけど、意外と
こういうのって珍しいですよねえ。
喫茶店としても利用できるので、混雑する食事どきを避けて昼下がりにのんびりするのも
いいかも。





キッチン ファームヤード (由仁町西三川913)
TEL 01238−6−2580
営業時間 11:00〜20:00(ラストオーダー19:00) 季節によって変更する場合あり
定休日 火曜日(祝祭日を除く)

札幌から国道274号線を30分ほどひた走り、道の駅マオイの丘公園を越えたあたりから
道道870号線・幌内三川停車場線に入ってのどかな農業地帯を眺めながら進むと、右手
に見えてくるのがファーム大塚が経営するレストラン、ファームヤード。
場所はちょっとわかりにくいかもしれませんが、迷ってでも探し出す価値があるとっておき
のお店です。
店先や店内のあちこちにはさりげなく野の花が飾られ、まるで、赤毛のアンの世界に迷い
込んだかのよう。カントリー風、というとカントリー雑貨のお店のようなコテコテのインテリア
を思い浮かべる向きも少なくないでしょうが、ここは本物のカントリー。だからこそ、嫌味が
なくどこまでもナチュラル。
料理も農場で採れた四季折々の野菜やハーブ、鶏肉などをふんだんに用いたナチュラルな
ものばかり。
スープにさりげなくチャイブ(ハーブの一種)の細かい花びらを浮かべていたりして、素材の
魅力をさりげなく活かしているところが素敵です。

私が最初に訪れた6月には農場の新鮮ないちごを使った「いちごとハーブのファームランチ」
(いちごの冷製パスタ、コールドチキン、アメリカンワッフルのセットで、この他にもいちごの
生ジュースといちごのムースもついてます)を注文してみたのですが、いちご尽くしのこの
料理、インパクトがありすぎて思わず笑ってしまうほど。「いちごの冷製パスタ」って、パスタ
にいちごのソースをかけて、さらにカットしたいちごをまぶしているのですから、これを衝撃的
と言わずして、何を衝撃的と言うべきでしょう。デジカメを忘れてしまい、写真を撮れなかった
のが残念でなりません。でも、いちごソースは意外と甘さを控えているので、甘ったるいのが
苦手な方でもチャレンジしてみる価値はあります。
手作りケーキも各種取り揃えていますが、その日、私は食後にいちごのチョコロールを注文。
いちごは嫌味のない自然な甘さで酸味もほとんどなく、ケーキに使ってもシャキッとした口
あたりと瑞々しさが損なわれていないのには感心しちゃいました。
オーナーさんのお話では、ここのいちごの糖度は15〜17度。そこいらのいちごより甘いん
だとか。いちご好きの方は要チェックですね(^^)
各種ハーブを巧みにブレンドしたハーブティーもなかなかのお味で、食後にぴったり。
普段コーヒーばかり飲んでいる私ですが、このお店ではハーブティーを飲むことにしました。

店員さんもやさしい方ばかりで、こちらの不躾な質問責めにも笑顔で答えてくださり、大変
うれしく思いました。カウンター席から眺めるのどかな田園風景や、素朴な中にも繊細さを
秘めた料理、素敵な店構えも賞賛に値しますが、お店のスタッフの暖かさも重要なポイント
ですよね。

ファームヤードについてもっと知りたい方は、ファーム大塚のホームページをご覧ください。
きっと行ってみたくなることでしょう(^^)




海猫屋 (小樽市色内2−2−24)
TEL 0134−32−2914
営業時間 12:00〜22:00
定休日 不定

小樽運河へ出かけたときに必ず立ち寄るお店。明治39年に建てられた倉庫を改装した
このお店は、村松友視の小説『海猫屋の客』の舞台になっていることで有名。といっても、
私はこの小説、読んだことはありませんけど(^^;
倉庫を改装しているだけに、ムードは抜群。急な階段を上って2階へ行くと、照明を押さえ
気味にした大人の空間が広がっています。さりげなくアイルランドの画家ビアズリーの絵を
あしらった照明があったりして、それがまた独特の雰囲気を醸し出しているんですよ。
コーヒーでも飲みながら、静かに語り合うのにぴったりです(^^)
喫茶店として利用することもできますが、フードメニューも充実。私はほどよい辛さのカレー
ライスがお気に入り。
小樽で食事する機会があるなら、ぜひ行ってみてください(^^)


海猫屋 2階席その1 海猫屋 海猫屋 2階席その2


遊木民族 (北見市川東388)
TEL 0157−23−7083
営業時間 11:00〜24:00
定休日 第3水曜日

北見市の小高い丘に位置するログハウスのお店。砂利道を登っていくと、放し飼いの3匹
の犬・ホームズ、モリアーティ、コナンが出迎えてくれることも(私はいつもぼーっとしている
ホームズくんがお気に入り)。
高台に位置しているので眺めも最高で、夜景を楽しめます。特に2階席はムード満点。
ゆらゆら揺れるランプの明かりに照らされて、寒い冬の夜でも心がじんわり暖まりそう(^^)
オリジナルの器もユニークでなかなかいい感じ。BGMも落ち着いた大人のムードを演出
しています。
料理はパスタ、ピザ、カレーなどいろいろありますが、オススメはイタリアンセット(2名以上)。
紙で包んで茹で上げた珍しいスパゲッティ、ピザ、カルパッチョ、デザート、おまけにワイン
のハーフボトルがついてお1人1900円。
お味のほうは意見が別れるところでしょうが、ムードは抜群なのでデート
にはぴったりのお店といえるでしょう。
クリスマスシーズンの夜に訪れると、きらきら光る雪に包まれてよりロマンティックですよ♪




ふくろうのねじろ亭 (弟子屈町 屈斜路湖畔道道52号線沿い)
TEL 01548−4−2655
営業時間 9:00〜20:00
定休日 木曜日

屈斜路湖畔の通称クッシー街道沿いひっそりと佇む小さなレストラン。
川湯温泉の温泉街から走ると左側に位置していて、気をつけないと見落としてしまうかも。
夜には看板がライトアップされるので見つけやすくなりますが・・・。
2001年8月にオープンしたばかりのこのお店は、木々に囲まれてまるで隠れ家のよう。
木目もそのままの角材を内壁に用いた店内は、真新しいだけに清潔感が溢れています。
これから森の木々のように年輪を重ね、独特の味わいを醸し出していくことでしょう。
ゆったりとしたひとときを過ごすにはうってつけです。
店内に入るとカレーの匂いが漂っていて、否が応でも食欲を刺激することうけあい。カレー
が嫌いでなければ、迷わず注文することをオススメします。
量は少なめなので男性にはもの足りなく感じるかもしれませんが、大盛りを注文することも
できますのでご安心を。
エスプレッソやカフェ・モカなどの飲み物やケーキもありますので、喫茶店として利用するの
もよいでしょう。
メニューの中で特筆すべきなのはオショロコマの燻製。オショロコマは川魚で、なかなか口
にすることがないだけに、こうしたレストランのメニューに登場するのはたいへん珍しいこと
と言えるでしょう。何となく場違いなメニューのような気もしますし、好き嫌いが別れるかも
しれませんが、話の種に食べてみることをオススメします。




なお、「ふくろうのねじろ亭」は2004年春より「DINNING梟のねじろ」に進化。宿泊施設も
併設して、お酒も楽しむことができるようになるそうです。